北陸地方における「春一番」は以下の4条件が目安とされています。
①「立春」から「春分の日」の間であること。
②日本海で低気圧が発達すること。
③新潟、富山、金沢、福井のいずれかの気象台で風速(10分平均値)10m/s以上の南成分(ESE~WSW)の風が観測された場合に加え、前述の気象台を除く新潟、富山、金沢、福井のいずれかの気象台で風速(10分平均値)6m/s以上の南成分(ESE~WSW)の風が観測された場合。
④最高気温が前日より高いかほぼ同じになること。
尚、「春一番」は、1999年以降の近年でも、2000年や2006年のように出現しない年もあるため、平年日は算出されていません。
これからの時期は、大陸の高気圧が徐々に勢力を弱め、日本付近を気圧の谷が通過することが多くなっていきます。気圧の谷では、低気圧が発生しやすく、日本海を発達する低気圧が進むと、低気圧に向かって強い南風が吹き込みます。
グラフは、1999年~2023年までの「春一番」が吹いた日を示したものです。最も早く観測されたのは2019年2月4日、反対に最も遅い観測だったのは2011年3月19日でその差は1か月以上もあります。近年は、春の訪れが早まり、観測される日が早まっているようにも思えます。
ただ、過去2番目に早い2月7日に観測された2013年をみると、前年の2012年12月~2013年2月までの冬の平均気温は、平年よりかなり低くなっていました。「春一番」の観測を境に、いっきに春めくことはなく、翌日には冬型の気圧配置となり、寒さがぶり返すこともまだあるのです。今後も
最新の天気予報を参考に体調管理には十分注意して下さい。