10月最終週 日本海側で不安定!
きょう28日は、多くの地点で秋晴れになりましたが、北陸から北の日本海側ではにわか雨や雷雨など、大気の状態が不安定でした。北日本では日本海側を中心に大気の不安定な状態がしばらく続く見込みです。
10月最終週 日本海側で不安定!
きょう28日は、多くの地点で秋晴れになりましたが、北陸から北の日本海側ではにわか雨や雷雨など、大気の状態が不安定でした。
週明け29日月曜日も、関東から西では太平洋側を中心に秋晴れが続きますが、北陸や東北の日本海側、北海道は大気の不安定な状態が続きます。雷が鳴ったり、局地的に雨脚が強まったり、竜巻などの突風の吹く恐れがあります。週明け早々、北陸から北では急な強い雨や落雷、突風にご注意下さい。
原因は低気圧と寒冷前線
あす29日は、低気圧が北海道付近を、低気圧から延びる寒冷前線が本州を通過する予想です。この低気圧や前線付近では大気の状態が不安定になっていて、雨雲やカミナリ雲が活発化しやすくなります。
寒冷前線が通過した後は、北日本の上空1500メートル付近に11月中旬並みの寒気が流れ込むため、北海道や東北の標高の高い所を中心に雪になるなど、季節がまた一歩、冬へと進んでいく見込みです。
台風26号 今後、日本への影響は?
28日午後3時現在、猛烈な勢力の台風26号は、フィリピンの東にあって、1時間に20キロの速さで西へ進んでいます。今後も西寄りに進み、30日火曜日にはフィリピンに最も近づく予想です。
その後、進路を北よりに変え、南シナ海で動きが遅くなる見込みです。
日本列島への直接の影響はないと見られますが、30日にかけては沖縄・奄美では台風からのうねりが入り、大しけとなる恐れがあります。船舶関係は高波に注意する必要があります。