気象庁は今日26日(木)、この先の1か月予報を発表しました。
1か月平均の海面気圧(左図)は、北・東・西日本では太平洋高気圧に覆われやすく、特に西日本付近では太平洋高気圧が強く予測されています。一方、日本の南は気圧が平年より低く予測され、沖縄・奄美では湿った空気の影響を受けやすい時期があるでしょう。
今日26日(木)に、日本気象協会が発表した
第2回「2025梅雨明け予想」によると、九州から近畿にかけては、この先は高気圧に覆われる日が多くなるため、「6月下旬」の見通しで、これまでで最も早い梅雨明けになる地域もあるでしょう。7月のはじめに前線の影響を受ける東海~東北にかけても、「7月上旬」には梅雨明けとなる見込みです。
ただ予測モデルによっては7月上旬には台風などの熱帯擾乱が日本列島に近づく予想しているものもあるため、日ごろから天気予報は確認するようにしましょう。
上空約1500mの気温(右図)は、ほぼ全国的に平年より高いと予測され、北日本ほどその傾向が強い予想です。気温が上がるにつれて、雨雲の元になる水蒸気を大量に含むことができるため、晴れても午後のゲリラ豪雨には注意してください。