① 河川や用水路に近づかない。 大雨の後は、小さな河川や用水路でも、水量が増えて、流れが速くなる場合があります。また、河川や用水路から水があふれると、道路との境が分からなくなり、足をとられるおそれがあります。上流で大雨になった場合、上流から流れてくる水は、下流に届くまで時間がかかります。雨が止んだ後でも、下流は水位が高いままという場合もありますので、河川や用水路には、近づかないでください。
② アンダーパスに近づかない。 雨水はアンダーパスに流れ込むため、すぐに冠水してしまいます。車が水没して故障し、車内に取り残されると、非常に危険です。また、アンダーパスが一度冠水すると、なかなか水が引かないので、無理をしないで迂回するなど、アンダーパスには、近づかないでください。
③ 斜面・ガケに近づかない。 大雨の後は、土の中に多量の水分が含まれて、溜まっています。そのため、雨が止んでしばらくした後に、山崩れなど土砂災害が発生する場合があります。山から「普段聞きなれない音」や「地鳴りのような音」がする場合は、土砂災害の前兆の一つです。大雨の後、数日間は、斜面・ガケには近づかないでください。