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    黒部市が災害時の備えを強化、移動式トイレトラックを導入 災害関連死リスクの軽減へ

    大規模災害時の断水に備え、黒部市は移動式のトイレを導入しました。

    ほかの自治体で災害が起きた際は、派遣することにしています。

    黒部市が導入したのはトイレトラック1台で、個室の洋式トイレが4つ、車いすでも利用できる多機能トイレが1つ設置されています。

    いずれも鏡付きの化粧台や暖房用のヒーターがあり、多機能トイレにはおむつの交換台も備わっています。

    200人規模の避難所をカバーできる想定です。

    災害時、トイレが使えない状況が長期化すると、飲食を控える避難者が増え、災害関連死のリスクが高まるとされていて、市が能登半島地震の教訓を踏まえおよそ2600万円かけて導入しました。

    *黒部市 防災危機管理班長補佐 辻清人さん
    「能登半島地震を目の当たりにして、黒部市でも何が足りないのか分析した。トイレの問題はすごく大事」

    黒部市は移動式トイレを持つ自治体が加盟するネットワークに加入し、発災時は派遣し合うことにしています。

    黒部市が災害時の備えを強化、移動式トイレトラックを導入 災害関連死リスクの軽減へ

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