2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた県の南西部に位置する瀬野川流域で新たな砂防ダムを設置する事業計画が発表されました。
瀬野川流域は2018年の西日本豪雨で土石流が101カ所で発生していて、住宅が山や川の近くに密集していることから豪雨への備えが大きな課題となっています。
15日発表された計画では今後20年間で、瀬野川流域にあわせて30基程度の砂防ダムを設置する方針です。
整備が完了すれば氾濫や土砂災害の影響を受ける範囲は、半分に縮小し、被害が想定される人数はおよそ7600人から3900人に減ると見込まれています。
【広島西部砂防事務所 佐々木美紀所長】
「また広島で大きな雨が降った時に土砂災害発生する危険性あるので、新たな流域も堰堤等整備をして地域の安全安心を守っていきたいと思っている」
今後は、ダムの設置に適した場所を探すため地質調査などを行うとしています。
また、今回の事業開始にあわせて新しく広島西部砂防事務所へと名称を変更しました。
瀬野川流域は全長22.5キロ。
広島市・東広島市海田町・熊野町の4つの市町にまたがり国道やJR山陽本線も通り、多くの住宅が建ち並びます。
そして、砂防ダムの設置が予定されているのは3つのエリアです。
・上瀬野地区
・中野東・瀬野地区
・畑賀地区
このエリア内にあわせて30基のダムが設置される予定です。
ダムが設置されることで災害リスクは軽減されますが安心するのでなく防災グッズを備えるなど自身で身の安全を守ることも忘れてはいけません。

