2026年2月の満月「スノームーン」 名前の由来や特徴について紹介
なお、今年2026年は
3月3日の満月で皆既月食がおこり、
5月には満月が2回あるブルームーン、
さらに12月24日は今年最大の満月スーパームーンが見られます。
特別な満月が次々と訪れる神秘的な月の年、2026年の「スノームーン」をお見逃しなく!
スノームーンとはどんな月?名前の意味や由来について解説
アメリカの農事暦では、月ごとの満月にそれぞれ名前がつけられています。スノームーン以外の満月の名称には、ピンクムーン(シバザクラが咲く時期の4月)、ストロベリームーン(イチゴが実る時期の6月)などがあります。
これらの名称は、アメリカ先住民が満月に独自の名前をつけることで季節の移り変わりを捉えていた伝統に由来するものです。また、それぞれの満月名は、その月の満月を含む1か月の呼称にも用いられていたとされます。
2月の満月が「スノームーン」と呼ばれるようになった理由には、アメリカの地域や気候条件によっては、一年で最も雪の多い月のひとつが2月であったことが挙げられます。この条件は、アメリカ東部および中部のオハイオ川渓谷全域、太平洋岸北西部の沿岸地域に特に当てはまるそうです。
また真冬には、収穫する植物や新たに開花する植物、活発に活動する動物も少なくなります。時期的な事情として雪以外の際立った特徴が見つからなかったことも、スノームーンという名称に繋がった一因ではないか、という見立てもあります。
同じアメリカでも、気候の異なる地域ではスノームーンではない別の名称も存在します。たとえば2月下旬から気温が上がり始める南部平原のコマンチ族は、2月の月を春の兆しの可能性を表す「みぞれ月」、サウスカロライナ州のカトーバ族は、待ち望んでいた春の最初の兆しにちなんで「ファーストフラワームーン」と呼ぶそうです。
どの名称からも、春を心待ちにする先住民の想いが伝わってくるようですね。
2026年のスノームーンはいつ?
なお、月は平均約29.5日で、新月→上弦の月→満月→下弦の月→新月という満ち欠けを繰り返しています。この月の満ち欠けは、月と太陽との位置関係が変わることによって起こります。
満月となるのは、地球から見て月と太陽が180度離れたときです。満月の時の月の見え方は、日の入りの頃に東からのぼり、真夜中に南の空を通って、日の出の頃には西へ沈みます。
スノームーン以外の満月名は?2026年の満月日時もまとめて紹介
■2026年 各月の満月とその名称
ウルフムーン 1月3日(火) 午後7時3分頃
スノームーン 2月2日(月) 午前7時9分頃
ワームムーン 3月3日(火) 午後8時38分頃
ピンクムーン 4月2日(木) 午前11時12分頃
フラワームーン 5月2日(土) 午前2時23分頃
フラワームーン(※2回目) 5月31日(日) 午後5時45分頃
ストロベリームーン 6月30日(火) 午前8時57分頃
バックムーン 7月29日(水) 午後11時36分頃
スタージョンムーン 8月28日(金) 午後1時19分頃
コーンムーン(ハーベストムーン※) 9月27日(日) 午前1時49分頃
ハンターズムーン 10月26日(月) 午後1時12分頃
ビーバームーン 11月24日(火) 午後11時54分頃
コールドムーン 12月24日(木) 午前10時28分頃
動物や気候、植物など、バリエーションが豊富です。2月のスノームーンは、日本の気候ともマッチしやすい名称ですね。
満月を見上げながら、遠い地で暮らす先住民が見出した季節の変化に想いを馳せてみるのも、粋な過ごし方といえそうです。
※2026年の5月は満月が2回あります。
1か月に2回満月があるときの2回目の満月をブルームーンと呼びます。諸説ありますが、めったにないことを意味する英語の慣用句「once in a blue moon」が由来とされています。
※秋分に最も近い満月は「ハーベストムーン」とも呼びます。
スノームーンの観測前に要チェック!冬の天体観測のポイント
空気の透明度には空気中の水分量が関係しており、水分量が少なくなるほど空気が澄んで見えます。一般的に、冬は夏に比べて空気中の水分量が少なくなるため、空気の透明度が増すのです。
ただし気温が低いため、冬の天体観測には防寒対策が必要になります。天気予報をしっかりチェックし、必要に応じてマフラー・帽子・手袋・耳当て・カイロといった防寒アイテムも活用しましょう。
スノームーンは、肉眼でも観察可能です。より鮮明に観察するため、双眼鏡や望遠鏡を使ってもよいでしょう。双眼鏡は三脚に固定することで手ぶれがなくなり、快適に観察しやすくなります。
ただし、月面に太陽の光が正面からあたっている満月の場合、クレーターの凹凸を鮮明に見ることは難しいでしょう。また、望遠鏡で満月を見るとまぶし過ぎるときは、長時間の観察を控えたり、製品オプションのムーンフィルターを併用したりすることをおすすめします。
2026年で最も小さく見える満月「スノームーン」の観測を楽しもう!
参考:国立天文台

