猫が顔を洗うと雨、夕焼けの次の日は晴れ。観天望気って当たるの?
観天望気には根拠はあるのか、本当に当たるのか、気になりませんか?今回は、5つの代表的な観天望気とその根拠について解説します。
ツバメが低く飛ぶと雨
雨が降る前は、空気中の湿度が高くなります。湿度が高くなると、ツバメのエサである小さな虫の羽が重くなり、あまり高く飛べなくなります。その結果、虫を追いかけるツバメも自然と低いところを飛ぶ、というわけなのです。ツバメが低い位置を飛んでいるときは、湿度が高い。つまり、雨が近いということになります。
ツバメは渡り鳥なので、日本では主に3月から10月頃まで生活しています。ぜひこの期間は、ツバメに注目してみてください。
飛行機雲が残ると雨
空に飛行機雲がスーッと伸びている飛行機雲がすぐに消える日と、ずっと残って広がっていく日がありませんか?これも天気のヒントになることがあります。
飛行機雲は、飛行機の排ガスが上空の冷たい空気で冷やされて氷の粒になってできた雲です。もし上空が乾燥していれば、飛行機雲をつくる氷の粒はすぐに蒸発して消えてしまいます。反対に、上空に湿った空気が広がっていると、氷の粒が蒸発しにくいため、飛行機雲は消えずに長く残り続けます。
上空が湿っているときというのは、前線や低気圧が近づいているサインであることが多いので、「飛行機雲が消えずに長く残るときは雨」といわれています。
夕焼けの次の日は晴れ
綺麗な夕焼けは、西の空に雲がなく晴れているときに見ることができます。天気は西から東へ移り変わることが多いので、西の空が晴れていると、次の日は晴れとなりやすいのです。
ただ、この観天望気は、西から東に天気が変わりやすい春と秋では当たりやすいですが、局地的な雷雨の多い夏や、寒気の流れ込みのある冬にははずれることがあります。
古傷が痛むと雨
雨が降る前に気圧が下がると、体の内部のバランスが変化して、神経が刺激されやすくなることがあります。そのため、過去にケガをした部分や関節が痛みやすくなる人がいるのです。この観天望気、最近注目されている「気象病」のひとつと言えますね。
猫が顔を洗うと雨
猫が顔を洗うというのは、毛づくろいの行動のことを指します。毛並みを整えたり、においを消したり、リラックスしたりするために顔を洗うのだそうです。顔を洗う行動自体は、雨の日に関わらず毎日行うものなので、「顔を洗った」イコール「雨」ではないのですが、雨の日が近づき、空気中の湿度があがることで猫のヒゲや顔まわりの毛が、わずかに湿気を含みます。猫のヒゲはとても敏感で、空気の流れやわずかな変化を感じ取るセンサーなので、湿気による違和感でいつもより顔をこする回数が増えることがある、と考えられています。
猫が顔を洗っていたら、少し空の様子も眺めてみてください。

