みずがめ座η流星群 ゴールデンウィークに観察チャンス! 月明かりの影響なく好条件
2024年の見頃はいつ? 今年は絶好の観察条件
2025年の極大は5月6日の正午と予想されています。昼間の時間帯となりますが、活動が活発な期間は比較的長く続くため、6日と7日のまだ空が暗い未明が見頃となりそうです。(東京の日の出の時刻は6日が午前4時44分、7日が午前4時43分。)
5日夜は半月を過ぎて満月に向かう月がありますが、6日午前1時過ぎには月の入りを迎えます。流星群の放射点が東の空にのぼり、観測に適した時間帯を迎える頃には、月は沈んでいるため月明りの影響は受けにくいでしょう。
日本の観測に適した時間は短く、1時間半程度となります。流れ星が最も多く見えるのは6日と7日それぞれ午前1時~午前3時頃までの間で、空の暗い場所で1時間あたり5個から10個程度と予想されます。
極大日に比べると、観測できる数は半分程度に少なくなりますが、5月3日から9日頃まで流星が流れる期間は続きます。ぜひ、この期間に夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。
特徴や魅力は
出現のピークはなだらかです。6日や7日の観察を逃しても、9日頃までは流星を見られるチャンスとなります。ちょうどゴールデンウィークの後半となりますので、晴れる日や都合のつく日を選んで観察するのもよいでしょう。
できるだけ多く流れ星をみたい! 観察のコツは
放射点のあるみずがめ座のη星が昇ってくる時間は東京では5月6日が午前1時19分です。時間が経つにつれて放射点が高くなっていきますが、すぐに日の出を迎えてしまうため、限られた時間にしか見られません。観察に適した時間帯は夜明け前の1時間半ほどと短く、東京の場合は午前2時から3時半頃です。
■観察する方角
放射点は東から東南東ですが、流れ星は放射点付近だけでなく、空全体に現れます。より多くの流れ星を見つけるためには、空全体を広く見渡しましょう。
■観察する場所
見える流れ星の数は、観察する場所の空の明るさで変わります。街明かりの少ない、市街地から離れた場所を選びましょう。住宅街での観察はできるだけ街灯など人工の光を避けてください。また、放射点が低いので、背の高い木々や建物がない、開放的な場所がおすすめです。
地域ごとの星空指数(その日の夜空が天体観測に適しているかを表す指数)は、こちらから確認できますので、ぜひ参考にしてください。
■観察する方法
肉眼で見られますので望遠鏡や双眼鏡は必要ありませんが、屋外の暗さに目が慣れる必要があります。最低でも15分ほどは夜空を見続けるとよいでしょう。立ったままだと長時間、上を向いた状態になるため、レジャーシートなどを用意して寝転んで観察するのがおすすめです。
なお、未明頃は一日の中でも特に冷え込む時間帯です。寒さへの対策も忘れないようにしましょう。
例えば、東京の5月6日午前3時の気温の平年値は15.9℃です。長い時間、屋外にいることを想定すると、長袖シャツにジャケットが必要です。また、街明かりを避けて標高の高い所へ行く場合は、厚手の上着をご用意ください。
みずがめ座η流星群の「豆知識」
連休後半 夜空を彩る天体ショーに注目
みずがめ座の近くには土星や火星が明るく輝いています。また、この時期はうしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラを結んでできる「春の大三角」や、北斗七星の柄の部分からアークトゥルス、スピカを結んでできる「春の大曲線」を見つけることができます。流れ星を待ちながら、空に輝く星々をじっくり観察するのもよいですね。
連休後半は夜空を彩る天体ショーに注目してみてはいかがでしょうか。
最終更新者:石榑 亜紀子
