20日は1年で一番寒い日といわれる大寒。
今シーズン最強で最長の“居座り寒波”が列島に襲来です。
20日朝の山形・鶴岡市では細かい雪が舞い上がり、視界が悪い状況のため、車がヘッドライトをつけ走行していました。
今回の居座り寒波、警報級の大雪が5日以上続き、数年に一度の大雪となる恐れがあります。
21日には、関東南部の神奈川・箱根で雪が積もり、東京都内でも雪が降る可能性が出ています。
屋根に積もった雪が風にあおられているのは、新潟・湯沢町。
吹雪の中でも犬を散歩させる人の姿も見られました。
道路に設置されている電光掲示板では、21日からの大雪に備え、不要不急の外出は控えるよう注意を呼びかけていました。
吹雪で視界が遮られるホワイトアウトも各地で発生。
午後4時、青森・酸ヶ湯温泉へ続く国道103号線では細かい雪が降っていて、数十メートル先が見えないほどの視界の悪さとなっていました。
積雪が3m60cmを超えた青森・酸ヶ湯では、激しい雪が降り続けていました。
正午でも気温は氷点下13度と、極寒の中で行われていたのが、大寒の日に行われる恒例の“凍み豆腐作り”です。
つるした豆腐からはつららが垂れ下がる寒さです。
秋田・大仙市で見られたのが、雪が竜巻状に渦を巻く様子です。
撮影者も、久しぶりに見る状況だったということです。
この寒波で交通機関にも影響が出ています。
JR秋田駅前では、強い北風に耐えながら通勤・通学する人たちの姿がありました。
駅の構内では、改札の前で多くの人たちが時刻表を見つめる様子が。
JR東日本によりますと、大雪の影響で秋田新幹線の盛岡から秋田間の上下線で、午前6時ごろから運転を見合わせました。
秋田新幹線は、午後3時過ぎに運転が再開されました。
秋田県内では雪道でのスリップが原因とみられる事故も相次いで発生しています。
暴風壁の柱に正面からぶつかり、ハザードランプが点滅する車。
別の場所では大きなトラックが柵をなぎ倒し、道路脇に転落していました。
寒波は、関東にも雪をもたらしています。
午後1時過ぎの群馬・みなかみ町では、突然の風で、近くを歩く黒い服の男性が見えなくなる場面も。
ホワイトアウトの危険さが分かる瞬間でした。
そんな中、ずらりと並ぶ除雪車。
寒波に備える動きがありました。
清滝建設株式会社・吉田晴海代表:
運転手が10名ぐらい、ペアで助手の方が10名くらい。総勢20名ぐらいで(除雪)作業にあたります。
作業にあたる担当者は、21日の午前0時に起きて、午前2時から作業が始まる予定です。
21日以降は寒気はさらに強まる見込みで、25日の日曜日までの5日間にわたって、数年に一度レベルの最長寒波となります。
21日昼までに降る雪の量は北海道で50cm、東北で70cm、さらに、22日の昼までは北陸で100cmと予想されています。
このあと、降雪は25日にかけてさらに増える恐れがあるため、引き続き警戒が必要です。
青森・酸ヶ湯など、大雪をもたらす今シーズン最強で最長の寒波。
21日は関東の南部、神奈川・箱根でも雪が降る見通しです。
予想24時間降雪量は、多いところで神奈川・西部の山地で5cm、平地でも3cm。
東京都内でも雪が降る可能性もあります。
また、都心は21日以降、厳しい冷え込みが続きます。
予想最低気温が0度の日がほとんどで、最高気温も1桁程度。
寒さによる体調の管理に注意しましょう。
