北日本を中心に荒れた天気となっており、山形のある離島では3週間以上、物流がストップしているということです。
島内の深刻な状況を住民が語りました。
14日も北日本を中心に猛吹雪となる中、青森県では視界を遮るほどの雪が断続的に降り続きました。
雪で先が見えなくなるホワイトアウトが発生。
13日から吹雪が続く北海道・札幌市。
交差点の近くの道路脇には、3メートルほどの大きな雪山ができていました。
「雪が積もりすぎて絶望、玄関開けて絶望です」と話す人もいました。
新千歳空港では滑走路の除雪に追われていました。
ロビーでは、ソファの上で毛布にくるまり過ごす多くの人の姿が。
さらに、床にもずらり。
新千歳空港では降り続いた雪の影響で合わせて126便が欠航。
約900人の利用客が足止めされ、空港で一夜を明かしました。
空港に12時間以上も缶詰め状態だという男性は「成田空港行きの(昨日)20時50分の予定だったが、そのまま飛ばずに欠航になった。(毛布を)提供してくださるのはありがたい」と話しました。
さらに、札幌市のマンションでは猛吹雪で自動ドアが凍結し、開かなくなる事態が発生。
配達員もドアの前で困惑。
住民が別の扉から入ろうとしますが、扉は開きません。
そこに偶然、マンション内から別の住民が現れ、無事扉を開けることができました。
一方、大荒れの天気の影響で、山形県にある離島では異常事態が起きていました。
山形・酒田市の沖合約40kmに浮かぶ飛島。
島民の多くが高齢者だといいます。
飛島では、年末から荒れた天気の影響で定期船は22日間連続の欠航が続いています。
島で暮らす地域おこし協力隊の服部帰蝶さんは、定期船の欠航で物流が止まり、年賀状すら届いていないと話します。
酒田市飛島地域おこし協力隊・服部帰蝶さん:
食料が日に日に減っている。不安な方もいる。閉じ込められている感覚を持っている人が何人かいる。
島で唯一の売店でも、カップ麺や冷凍食品を中心にかなり品薄になっているといいます。
酒田市飛島地域おこし協力隊・服部帰蝶さん:
切迫している方もいて、個別で災害用に物資を追加で渡したり、個別に厚意でお米をあげたりとか。精神的にだんだんつらくなってきている人はいる気がするのかな…。
欠航となっていた定期船は15日、臨時便が運航。
午前8時に飛島に向けて酒田港を出発する予定です。
