東北の一本桜に逢いに行こう!一度は見たい名桜の魅力と見頃を紹介
本特集では、長年東北の人々に愛されてきた一本桜にスポットを当てて、それぞれの魅力と見頃時期をご紹介します。淡い桜色に包まれるひとときへ、心をあずけに出かけてみませんか?
三春滝桜(福島県三春町)/日本三大桜の迫力!滝の水が重なり落ちるように咲くベニシダレ
桜の木としては初めて国の天然記念物に登録され、根尾谷淡墨桜(岐阜県)・山高神代桜(山梨県)とともに「日本三大桜」のひとつに数えられています。シーズンには薄紅色の花が咲き誇り、まるで滝の水が重なり落ちるように見えることからこの名が付いたともいわれています。
例年開花の時期に合わせて売店の出店や夜桜のライトアップも実施され、その迫力ある美しさを一目見ようと多くの人が訪れます。三春滝桜以外にも、三春町内には約1万本の桜の木があり、樹齢100年を超えるシダレザクラも70本あるそうです。マップ片手に町の桜の名所を歩いて回るのも楽しいのではないでしょうか。
三春滝桜(みはるたきざくら)
■所在地:福島県田村郡三春町大字滝字桜久保296(アクセス情報)
■問い合わせ:0247-62-3690
■例年の見頃:4月上旬~4月中旬
三春滝桜の開花状況・スポット詳細
みはる観光協会公式サイト(三春滝桜)
福島県のお花見スポット
小岩井農場の一本桜(岩手県雫石町)/大自然を味わう!かつて木陰に牛たちを憩わせたエドヒガン
一本桜があるこの草地は、現在は農場の牛などの餌になる牧草を収穫する畑ですが、昔は牛の放牧地だったそうです。牛は暑さが苦手なので、夏の強い日差しから牛を守る「日陰樹」として、明治40年代 (約100年前)に植えられたものといわれています。
かつて宮沢賢治が地上の理想郷として愛し何度も訪れたというこの地は、現実と異空間を行き来するような不思議な美しさに満ちています。農場では搾り立ての牛乳で作られたソフトクリームや小岩井牛など、桜とともに岩手の豊かな自然を味わうのもおすすめです。
小岩井農場の一本桜
■所在地:岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1(アクセス情報)
■問い合わせ:019-692-4321
■例年の見頃:4月下旬~5月上旬
小岩井農場の一本桜の開花状況・スポット詳細
小岩井農場公式サイト(一本桜)
岩手県のお花見スポット
石割桜(岩手県盛岡市)/岩の割れ目から力強く咲き誇るエドヒガンの大木
巨大な花崗岩の割れ目から突き出た高さ約11メートル、 幹の周り約4.6メートルにもなるエドヒガンの大木で、樹齢350~400年といわれています。
固く重い岩を押し広げるように成長し、春になると淡い紅色の花を咲かせる姿は、自然の力強さと長い歴史を感じさせ、盛岡市を代表する桜の名所として広く知られています。
市街地の中心部に位置し、アクセスしやすいことから、例年春には多くの花見客や観光客が訪れる盛岡の春の風物詩です。
石割桜(いしわりざくら)
■所在地:岩手県盛岡市内丸9-1(盛岡地方裁判所敷地内) (アクセス情報)
■問い合わせ:019-604-3305
■例年の見頃:4月上旬~4月下旬
石割桜の開花状況・スポット詳細
盛岡市公式サイト(石割桜)
岩手県のお花見スポット
伊佐沢の久保ザクラ(山形県長井市)/古木に残る悲恋伝説!国指定天然記念物のエドヒガン
推定樹齢約1200年。江戸時代には枝の広がりが四反にもなることから「四反桜(よんたんざくら)」と呼ばれていました。また、坂上田村麻呂とお玉(地元の豪族久保氏の娘)との悲恋伝説に因んで「お玉桜」とも呼ばれています。恋慕のあまり病死したお玉さんを偲んで、田村麻呂がこの桜を植えたというのです。大正13年には国の天然記念物に指定されています。
桜の開花期間中に開催される「さくらまつり」では、地元のお菓子や特産品などの売店や屋台が設置されるほか、花咲か爺さんに扮した地元ガイドさんの無料の案内も行われてにぎわいます。
伊佐沢(いさざわ)の久保ザクラ
■所在地:山形県長井市上伊佐沢2027(アクセス情報)
■問い合わせ:0238-88-5279
■例年の見頃:4月中旬~4月下旬
伊佐沢の久保ザクラの開花状況・スポット詳細
長井市公式サイト(伊佐沢の久保ザクラ)
山形県のお花見スポット
<注意事項>
桜まつりやライトアップなどのイベントは変更・中止される場合があります。お出かけの際は、事前に公式サイト等で必ず最新の情報をご確認ください。

