有馬記念2025 冬のパドックで注意するポイントは?気象予報士の天気解説&競馬予想!
コースは芝の2,500mで、一年を締めくくるGⅠレースです。
競馬好きの小野聡子気象予報士、猪股気象予報士、高森気象予報士による天気予報とレース予想をお伝えします。
レース当日の天気は?
高森気象予報士が解析したレース当日の12月28日(日)15時頃の予想天気図を見ると、大陸側に高気圧、太平洋側に低気圧があり、日本付近は移動性高気圧に覆われる場になる予想です。
このような気圧配置のときは、北東の風が吹くことが多いです。
中山競馬場の場合はゴール前で向かい風になる可能性がありますので、どのようにレース展開に影響を及ぼすかが気になるところです。
また、レースが開催される15:40頃の時間帯は気温が10℃を下回る可能性もありますので、観戦に行く方は寒さ対策を万全にしてお出かけください。
※撮影日12月23日時点の予報です。最新の予報は中山競馬場の天気をご確認ください。
冬はパドックで惑わされないように注意?
それは、牝馬は寒さに弱く、冬毛が増えやすいという点です。
一般的に、競走馬は毛ヅヤが良いと調子が良いといわれますが、冬毛が増えやすい牝馬は実力のある馬も調子が悪そうに見えることがあるようです。
2025年の有馬記念は、撮影日(12月23日)時点では牝馬のレガレイラが一番人気ですが、パドックなどで惑わされないようにすると良いかもしれませんね。
小野気象予報士のレース予想
◎:ダノンデサイル
○:レガレイラ
▲:ミュージアムマイル
ダノンデサイルは昨年2024年の有馬記念で風が強いなかでもなんとか粘って3着でした。
今年はそこまで風が強く吹かない予想のため、十分に実力を発揮できるのではと予想しています。
高森気象予報士のレース予想
◎:レガレイラ
○:ダノンデサイル
▲:ヘデントール
△:メイショウタバル
レース当日の天気は晴れて風も弱い予想のため、実力を存分に発揮できるレース展開を予想しています。
レースの序盤はメイショウタバルが先行する予想です。
そして、最初は中盤後方につけていたレガレイラとダノンデサイルが第3コーナー後半で前へ出てきて、レガレイラが最後に差し切りでゴールするレース展開を予想しています。
猪股気象予報士のレース予想
◎:ダノンデサイル
○:ミュージアムマイル
▲:ヘデントール
△:レガレイラ
△:アドマイヤテラ(ドラマ枠)
中山競馬場の直線はそこまで長くないという点を踏まえて、前めでレースができる馬、また上がり3ハロンが33秒台の切れ味もある馬を中心に選びました。
本命は、前走ジャパンカップで3着だったダノンデサイルです。その際の1着、2着は有馬記念には出走しないため、最有力と考えています。
