日本気象協会の天気予報精度結果(2025年10月~12月・年間まとめ)PR
当日の降水の有無の適中率に関する検証結果について
2025年10月~12月にかけての毎朝5時に発表した全国の天気予報において、「雨が降ると予報した日に、実際に雨が降ったか」という点に着目した、当日の降水の有無の適中率について検証を行いました。その結果、「JWA統合気象予測」の適中率は88~92%となり、同じ評価結果を公開している気象庁の精度を上回りました。日本気象協会は、引き続き天気予報の精度向上に努めてまいります。
<当日の降水の有無の適中率 算出方法>
当日の降水の有無の適中率は当日の朝(5時)に発表された予報をもとに、その日(5~24時)に合計1mm以上の降水があるかどうかを評価します。
このため、ある地点で雨が降る時間帯が予報と実況で異なっていたとしても、当日のどこかの時間帯で雨が降れば(もしくは雨が降らなければ)、天気予報が当たった(適中)として評価されます。
*詳細な「当日の降水の有無の適中率」の算出方法はこちら
*2024年の当日の降水の有無の適中率はこちら
日本気象協会では、ある地点で“当日どこかの時間帯に雨が降る”という予報だけでなく、“その日の14時に雨が降る”と予想したら、実際にその時間帯から雨が降り出すといった1時間ごとの天気予報も適中させることが必要であると考えています。
そのため当日の降水の有無の適中率だけでなく、翌日における1時間ごとの天気の適中率についても検証を行っています。
翌日における1時間ごとの天気予報の適中率に関する検証結果について
2025年10月~12月に発表した予報を検証した結果、翌日の1時間ごとの天気の適中率は10月が69%、11月が71%、12月が70%と、いずれの月においても気象庁の適中率を上回りました。10月~12月にかけての3か月間でみると、「JWA統合気象予測」の適中率は気象庁を平均で6ポイント上回る結果となり、翌日の1時間ごとの天気を精度よく予測できていることが分かりました。
また、2025年1年間を通した1時間ごとの天気予報の年間適中率は70%でした。
<1時間ごとの天気予報の適中率 算出方法>
晴れ・曇り・雨・みぞれ(雨または雪)・雪の予報と実際の天気が、1時間単位でぴったりと当てているかどうかという独自の指標で検証をしており、非常に厳しい評価基準となっています。これは、例えば、ある1時間で晴れと予報しても、実際に少し雲が広がり、曇りになった場合の適中の判定は「外した・不適中(×)」として、検証を実施していることになります。
※1:気象庁の天気分布予報について
※2:気象庁の推計気象分布について
*詳細な「翌日における1時間ごとの天気の適中率」の算出方法はこちら
2025年夏の“酷暑”と最高気温予報の検証
今回は、この“酷暑”の象徴ともいえる2025年8月の最高気温の予報精度について検証を行いました。検証では、8月の最高気温について、「JWA統合気象予測」と気象庁の予報を比較しました。
その結果、翌日~7日先までの全ての予報期間で、気象庁の予報よりも気温予報の誤差(RMSE)が小さくなりました。RMSEは予報と実際の気温の誤差を示すため、値が小さいほど予報が実際の気温に近いことを表します。
最高気温の精度は、夏の1か月間(8月)を対象に、翌日から7日先までの予報について検証しています。日本気象協会の「JWA統合気象予測」と気象庁が毎日11時に発表した最高気温の予報を、全国の気象官署56地点で比較しました。
実際の気温は気象庁のアメダスの観測による日最高気温を用い、予報と実際の気温のずれの大きさを表す指標であるRMSEを算出しています。RMSEは、予報が実際の気温にどれだけ近かったかを示す値で、数値が小さいほど予報の精度が高いことを意味します。
*詳細な「最高気温の精度検証方法」は(こちら)

