冷房と暖房が同じ設定温度でも違って感じるのはなぜ?エアコンの効果的な使い方も解説!
今回は、冷房と暖房の仕組みの違いをわかりやすく解説し、より快適かつ効率的に使うためのポイントをご紹介します。
冷房と暖房の基本的な仕組み
エアコンには室内の温度センサーがついており、室内の温度と設定温度を比べながら動いています。
冷房と暖房を同じ温度に設定していても、仕組みの違いによって体感が大きく異なります。
冷房は、室温が設定温度より高くなったときに室内の熱を室外へ移動させ、部屋を涼しくします。
暖房はその逆で、室温が設定温度より低くなったときに室外の熱を室内に移動させ、部屋を暖めます。
どちらも設定温度を目指して動きますが、冷房には温度を上げる機能がなく、暖房には温度を下げる機能がありません。この違いが同じ設定温度でも違う温度に感じる理由のひとつです。
冷たい空気は下へ、暖かい空気は上へ
冷たい空気は重いので、冷房で冷やされた空気は床付近に溜まりやすくなります。
反対に、暖かい空気は軽いので、暖房で暖められた空気は天井付近に溜まりやすく、部屋の上下で温度差が生まれます。
この「温度ムラ」の影響で、立っているときと座っているときによって体感が変わることがあります。
サーキュレーターや空気清浄機を使って空気を攪拌すると、温度ムラを抑えることができます。
湿度の影響
エアコンの冷房は空気を冷やしながら除湿も行うため、湿度が下がることで涼しく感じやすくなります。
一方、エアコンを含む暖房では空気を暖めることで相対湿度が下がり、乾燥しやすくなるため、設定温度の割に暖かさを感じにくいことがあります。
加湿器や部屋干しで湿度をコントロールすると、設定温度を上げなくても暖かく感じやすくなるのでオススメです。
冷房と暖房はどちらも熱を移動させることで部屋の温度を調整していますが、仕組みが異なっています。
また、暖かい空気と冷たい空気で重さが異なることや湿度の影響もあり、同じ設定温度にしていても感じ方が異なるのです。
これらのポイントをおさえて、季節に合わせてエアコンを上手に使ってみてください。
監修:ダイキン工業株式会社

